家入葉子著 『文科系ストレイシープのための研究生活ガイド 心持ち編』ひつじ書房, 2009)

目次

はじめに


第1章 研究生活への入り口と心理的・物理的な環境整備

1. まずは、研究生活の入り口から
2. 自分のエネルギーレベルを高めてくれるような環境を作る
3. 専門領域を複数用意して、研究生活を取り巻くエネルギーの流れを調整する
4. 小さな行き詰まりには、些細な気分転換でも意外に効果的である
5. それでも流れが変わらないときには、メタ認知的に自分を観察しながら静かに過ごす
6. これから先のことがわからないという不安にどう向き合うか
7. 研究生活の主人公を他者に譲らない
8. 研究環境を整えるのも人まかせにしない
9. 「書く」という行為の効果を利用する
10. 現代のテクノロジーを揶揄してこれを遠ざけるのは、進化から遠ざかる行為である


第2章 研究生活における時間と心のかけひき

1. 時間のエネルギーレベルを高める
2. 学習者の時間から研究者の時間へ移行するタイミングを逃していないか
3. やらなければならない仕事の山に埋もれるときには、その原因を分析することが不可欠
4. 仕事に必要な時間の見積もりが誤っていないか
5. 時間を区切ってやることで、時間をより有効に利用できるようになる
6. 時間を区切ることで生まれる細切れの時間を、有効な時間に変える
7. 急ぎの仕事に追われる毎日から逃れる
8. 作業にも区切りがあることを意識する
9. 反省することに時間を使いすぎるのも
10. シュミレーションをすることで、時間感覚を磨く
11. 本を読むための時間を有効なものとするには
12. データベース構築が意味するもの
13. 時間に心を支配させないように、気持ちを柔軟に切り替える


第3章 自分と世界との開かれた関係から創造性へ

1. 論文執筆の土壌となる創造性を育むためには
2. 情報を取り入れるときにも、まず開いた姿勢から
3. よいものを受けとめたり、偶然のように見える出来事の中に意味を見出す感性を養う
4. 人との交流から生まれる創造性
5. 場所を移動してみるのはわかりやすい方法
6. 「きまり」を守りながらも、「きまり」による心の支配を許さない
7. アイディアを動かしてみることで、アイディアそのものにエネルギーを吹き込む
8. 論文のテーマを決めるときには、迷いすぎに注意
9. 一つの研究結果にしがみつきすぎるのも、どうしたものか
10. 見かけの難易度は、必ずしも研究における難易度に対応しているとは限らない
11. ごく普通の時間を、そのままどう活用するか
12. 結果がでなかったら、という不安は実は不要
13. 自然界は連続と調和の美しい世界


第4章 研究成果を公開していくとき

1. 公開することの重要性とは
2. 最高を求めすぎる気持ちが公開のさまたげになることもある
3. 公開することで、自分が少数派であることが決定づけられるかもしれないという不安にどう立ち向かうか
4. 誰もが新しいと思うものは、すでに古いもの
5. 研究者の世界はピアレヴューの世界
6. 極度の批判にさらされてしまったときにはどうするか
7. 常に応戦モードだと疲労困憊してしまう
8. 学会での研究成果の公開も必要
9. 詰め込みすぎは、発表の場合も論文の場合もご法度
10. 仕事のヴァリエーションを楽しむ
11. 分野を取り巻く時代性と、分野をほかの研究者と共有している感覚を楽しむ
12. ものごとを完成に導くために


あとがき

索引

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『イギリスの大学・日本の大学――カレッジ、チュートリアル、エリート教育』(苅谷剛彦) 

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